大阪の豪商・加島屋伝来 阪神大震災で見つかった阿弥陀像などの修復
~2025年は大阪万博開催 加島屋創業400年の節目
文化財を残す活動をしています〜
大阪の豪商・加島屋の第10代廣岡久右衛門の孫である西野久子は、2023年3月8日から4月29日まで、クラウドファンディング「大阪の豪商・加島屋伝来!平安彫刻の阿弥陀像と西本願寺門主裏書の掛軸を修復したい!」を実施しました。目標は100万円の資金調達でしたが、152人の支援者から134万円の資金を集めることができました。この資金により、「阿弥陀如来像の応急修復」と「平安彫刻の阿弥陀像と西本願寺門主裏書の掛軸の保存修復」に着手することができました。心より感謝申し上げます。
1995年の阪神大震災で全壊した建物より奇跡的に見つかった
阿弥陀像の修復ができました。
■貴重な文化財を後世に 「100年先につなぐプロジェクト」
西野久子は、大阪万博の2025年が加島屋の創業400年の節目に当たることから、2025年をゴールに「100年先につなぐプロジェクト」として、廣岡家の貴重な文化財の修復、保存、研究を目指す活動を展開しています。第一弾として2022年に神戸大学へ2万点の史料を寄贈。第二弾として阿弥陀像や西本願寺門主良如裏書きの掛け軸の修復に取り組み、この度のクラウドファンディングではたくさんのご支援を頂きました。まだまだ修復したい文化財があります。1つでも多くの文化財修復を目指し、今後も活動を続けていきます。引き続き、ご支援いただけると幸いです。
2023年5月19日
プロジェクト実行者 西野久子(旧姓:廣岡)