西本願寺門主裏書「方便法身像」二幅とも修復に出しました!

2023年8月7日
西本願寺門主裏書きの「方便法身像」
 左:法如(1743-1789門主)筆 約230年前
 右:良如(1630-1662門主)筆 約360年前

R4.10/25の修復費の見積もり:77万円弱/一幅

6/17(土)特別展示セミナーの後、良如筆の一幅を修復に出す予定でしたが
7月に入って、まだ修復に出してないことに気が付きました。

あらららら~。。。
気を取り直して、考え直しました。

本当は二幅とも修理したいのに、予算の都合で一幅だけの修復。。。
ん~!やっぱり二幅とも修復したい!

この「修復の出し忘れ」のうっかりミスは
ご先祖様が「考え直せ!」と言ってるのかもしれない
と思い、「二幅まとめて出したら、割安にならないか?」
再度、見積もりをお願いしました。

その結果、
裏打紙などの共通材料の手配、同時進行可能な工程における人工数削減等の検討により単純に二倍にならず、約1.5倍ほどに圧縮
となり、

更に、谷先生の値交渉で
最終的に、97万円弱になりました!

禍転じて福となす!

と言うことで、
西本願寺門主裏書「方便法身像」は二幅とも修復に出しました!


いつも応援いただきまして誠にありがとうございます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

今日もご先祖様のお力添えをいただけますよう、お願いいたします。

大阪の豪商・加島屋第10代、廣岡久右衛門正直の孫
神戸中医学院(芦屋薬膳)代表、西野久子(旧姓:廣岡)

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