修復:阿弥陀如来像の台座
2023/09/20 今昔館のバックヤードにて
光影堂の仏像修復師さんが台座の修復に来て下さいました。
台座の後ろの2ミリぐらいの薄い板と台座の間に隙間が出来てて、
その隙間に膠を入れて接着させる作業を見学させていただきました。
仏像は平安末期の物らしいですが、
台座は江戸時代に廣岡家が作製したものらしく、
これだけでも展示に値する物だそうです。
台座も光背も前傾姿勢になるようなつくりで、そこが江戸時代の特徴だそうです。
平安時代は前傾姿勢ではなく、まっすぐに立ってたとのこと。
修復師さん曰く
「展示するなら、仏像、台座、光背と、3つ並べて~」
私は面白いな~、と思いましたが。。。
製作当初は全体が足跡の所の黄金色だったようです。
今日は9代目久右衛門・正秋の月命日です。
修復に向けて、また一歩前進!
できて、良かったです。
今日もご先祖様のお力添えを頂戴できますようにお願いします。
大阪の豪商・加島屋 第10代 廣岡久右衛門正直の孫
神戸中医学院(芦屋薬膳)代表 西野久子(旧姓:廣岡)